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2020年5月18日
変形性腰椎症

椎間板の退行変化(経年的にもろくなる)が基盤となって、腰の関節や骨・靭帯・筋肉などの周りの組織に影響を及ぼし、これらにより神経が刺激・圧迫されて様々な症状を呈している状態をいいます。退行変化自体は加齢的変化であり正常な現象です。つまり、レントゲンやMRIなどの画像上で加齢的変化があったとしても、それが痛みの原因かどうかは分けて考える必要があります。

症状としては、慢性的な腰痛で起床時などの動き始めに強く、動いているうちに楽になります。関節や椎間板の左右差により側弯(背骨のねじれ)を生じ、腰痛や神経によるお尻や脚の痛み、しびれを引き起こします。

『治療法紹介』

まずは医師や理学療法士による原因分析を行い、治療方針を決定します。前述の通り、画像上の異常は痛みと直接的な関係がないことが多いので、痛みの原因となっているのは筋肉なのか、椎間板なのか、神経なのかと詳細な検査を行います。原因分析の結果に対して、まずは痛み止めや注射、理学療法などの保存療法を行います。

神経による痛みは馬尾障害と神経根障害という二つに大きく分けられ、馬尾障害は自然治癒は期待できないため手術療法を検討します。神経根障害は保存療法による治療が第一選択となります。日常生活指導、薬物療法、神経ブロック(注射)、装具療法などを組み合わせて行います。保存療法が奏功しなかった場合や社会的な都合等で手術療法を希望された場合などで手術療法が適応となることがあります。手術療法は除圧術が行われることが多く、患者さんの状態に応じて固定術が行われることもあります。当院では連携がある手術ができる病院への紹介状を作成することができます。また、術後は当院で運動器リハビリテーションを行うことができ、術後のフォローもできます。