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2020年6月04日
離断性骨軟骨炎(膝)

関節の軟骨、骨組織が何らかの原因で部分的もしくは完全に剥離(はがれる)する状態です。女性に比べ3~4倍男性に多く、思春期あるいは20歳台に好発します。完全に分離していない時期は、運動後の不快感や軽い痛みを感じる程度で症状は軽いですが、剥離したものが不安定になると走行や階段昇降で痛みを生じます。脱落した病巣が遊離体を形成すると関節のロッキング(曲げ伸ばしができない)や関節水腫(腫れ)を生じ、膝の可動域制限と痛みを生じます。

『治療法紹介』

10歳前後の若年層では、関節軟骨の連続性が保たれていれば運動制限を中心とした保存療法で経過をみます。13~15歳以上の場合、CTやMRIなどから病巣の安定性を評価して骨片の整復や、骨片の摘出など治療方針を決定します。剥離した関節面が保たれていれば予後は良好ですが、大きな欠損を残した例では変形性関節症に進展する場合があります。そのため理学療法による動作改善による予防が重要になります。