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2022年5月06日
側弯症治療をご希望、シェノー(シェヌー)装具のご希望・ご検討されている方へ

側弯症治療のシェノー(シェヌー)装具のご希望、ご検討されている方へ

シェノー装具の処方は医師の判断が必要となります。ご希望、ご検討されている方はまずは下記をお読みになった上で診察にお越しください。

診察で医師と患者様とそのご家族様と十分に治療方針を話し合った上で処方することになりましたら、採型日の日程調整をいたします。

側弯症に関しての電話やメールでのお問い合わせは基本的に受け付けておりません。

 こちらをページをよくお読みになりご理解の上、診察を受けてください。

 

【シェノー装具を作成できない方】

・他の医療機関で「すぐに手術が必要」と

 言われた方

・高校生以上の方

 

【シェノー装具を作成できる方】

・学校検診で「医療機関で診察をするよう」

 に勧められた方

・他の医療機関で装具療法を勧められた

 小学生・中学生

 

※上記でも以下の場合は装具作成をご遠慮いただきます。

・電車・バスで通院時間が1時間30分以上かかる方

・月2回以上リハビリ(運動療法)に通院出来ない方

・予約時間を厳守していただけない方

 

■当院における側弯症の治療方針


側弯症の治療は数年単位で行うことがほとんどです。当院では長期間に及ぶ治療を患者様と信頼関係を持って共に歩んでいきたいと思っております。

長期間の治療を良い結果にするには、定期的な医師の診察、レントゲン撮影、理学療法での姿勢のチェック/指導がとても重要になります。そのため、当院では側弯症治療の対象となる患者様を通院時間が1時間半以内の方のみとさせていただいています。

 

・当院では患者さん、そのご家族と十分に話し合った上で装具の処方について判断します。

状態によっては装具を処方しない場合があります

また、装具を処方する前に理学療法を数ヶ月行い、姿勢・動作指導、運動療法を行ってから装具の処方を判断する場合がございます。

 

■装具作成の流れ


装具の作成は、採型、仮合わせ、お渡しの3段階で行います。

採型時には姿勢を3Dスキャンするため、白の無地の水着またはブラトップのような体のラインがはっきりわかるものをご用意いただきます。

採型と仮合わせ、仮合わせとお渡しの間は通常2週間いただいています。

装具装着後のフォローがありますのでお渡し後、最低でも半年は月に1回以上、診察とリハビリにお越しいただける方に作成しております。

 

■費用


装具作成にかかる費用は約15万円(現金払い)になります。

保険適応のため完成後に申請していただき、保険負担割合によって返金されます。

尚、都内在住の義務教育就学時医療費の助成の対象の方については、原則自己負担は0円になります。

 

■当院の側湾症のリハビリ(運動療法)に対する考え方


側弯症の有効な治療法は装具療法と手術だけであり、リハビリ(運動療法)は側弯症の有効な治療法として認められておりません。

しかし、当院では少しでも側弯症進行を食い止めるためには、患者教育の面からも姿勢/動作のチェック、姿勢/動作指導、徒手療法、運動療法が大切と考えております。

故にシェノー装具を作成する場合はリハビリ(運動療法)も必ずセットで行います。

当院では海外で有効性の報告があるシュロス法を基本としたリハビリ(運動療法)を側弯症を専任とする理学療法士が担当しています。

リハビリ(運動療法)を受けるためには必ず医師の診察が必要であり、診察の結果次第ではリハビリ(運動療法)が出来ない場合もございます。

 

・・・リハビリ(運動療法)に対する日本側彎症学会の見解・・・

シュロス法を代表とする側弯症に特化したリハビリテーション(physiotherapeutic scoliosis-specific exercises:PSSE)は、有効であるとの報告がみられますが、客観的なデータに乏しく、主観的な意見が入った研究が多いです。そのため、有効性についてはいまだに懐疑的にならざるを得ません。今後は医師と理学療法士を中心とした専門家らが共同で取り組む、科学的エビデンスの高い研究結果が待たれます。(日本側彎症学会HPより抜粋)

 

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