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2020年6月04日
へバーデン結節

指の第一関節が変形し曲がってしまう原因不明の変形性関節症で、手指の第一関節が赤く腫れ上がり痛みを伴なう事もあります。また、痛みのために強く握ることが困難になることがあります。第1関節の近くに水ぶくれのような透き通ったでっぱりができることがあり、これを粘液嚢腫(関節内の液体が外に出ている状態)と呼びます。またこの変形はリウマチという手指変形とは異なるものをさします。

『治療法紹介』

指先に過度な負担が生じる事は避けましょう。保存的療法としては、局所の安静(固定も含む)や投薬、局所のテーピングなどがあります。急性期(痛み始め)では少量の関節内ステロイド注射なども有効です。物理療法 (電気や温熱など)や理学療法などの保存療法が第一選択となりますが、痛みが改善しないときや変形がひどくなり日常生活に支障をきたす場合は、手術を考慮することがあります。手術法にはコブ結節を切除するものや関節を固定する方法が行われます。当院では連携のある手術が出来る病院へ紹介状を作成することができます。また、術後は当院で運動器リハビリテーションを行い、術後のフォローもできます。