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2019年8月05日
バネ指

指の使いすぎにより、指の腱を覆う腱鞘が摩擦され炎症を起こし、腱や腱鞘が厚くなり、通過障害を起こします。進行すると引っ掛かりが生じてバネ現象が起こります。
指の付け根に腫れや押した痛みがあり、バネ現象があれば診断は容易です。女性に多く、頻度は親指、中指、薬指、人差し指、小指の順で起きやすいとされます。

『治療法紹介』

保存療法では指を使い過ぎず安静にすること、ステロイド注射を行います。特に注射は有効で、およそ3ヶ月以上は症状が出ないことが多いですが、再び症状が出ることも少なくありません。数回の注射でも痛みやバネ現象が残存する場合は手術療法となる場合もあります。腱鞘の鞘を開く腱鞘切開術を行います。切開するのは一部だけで小さな傷で済みます。当院と連携のある手術ができる病院への紹介状を作成することができます。また、術後は当院で運動器リハビリテーションを行い、術後のフォローもしています。