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2021年1月14日
むち打ち損傷

追突事故により頚椎(首の骨)が過度に反って、その後反動で前に曲がる動きで生じることが多いとされています。損傷は頚椎の筋肉などにとどまり、骨の損傷や椎間板・靭帯の損傷がないことが特徴です。捻挫の一種として考えられ、頚椎捻挫ともいいます。受傷の翌日になって強い首回りの痛みと頭痛などを自覚することが多く、首が硬く、後ろに倒れないこともあります。また、吐き気や嘔吐をすることもあります。早期からの頚椎カラー(首の装具)を装着した首の安静をせずに症状が軽快したとしても、リハビリテーションを怠るとバレー・リウ症候群と呼ばれる、原因の分かりづらい症状が持続してしまうことがあります。

非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)などによる痛みの管理と適切な経過観察を行います。

安静や固定は必ずしも必要なわけではなく、可能な範囲で普段通りの生活を送ることで経過が良好な場合が多いです。