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2020年5月29日
扁平足

足にはアーチ構造(土踏まず)があり、効率よく体重を支えています。このアーチ構造が中年期の肥満、加齢による筋力低下や靱帯の脆弱(弱くなる)によって低下している状態を言います。中年期以降に発症する扁平足では内側の内くるぶしの下が腫れ、痛みが生じます。初期には足の扁平化は目立ちませんが、次第に変形が進みます。爪先立ちがしにくくなり、さらに進行すれば足が硬くなって歩行に障害をきたします。

『治療法紹介』

足指の筋肉はアーチを支えるのに重要です。これを鍛えるためには裸足での生活を心掛け、足指を使うようにします。体重の増加はアーチの低下につながるため予防には適性体重を保つ事が重要です。またアキレス腱が硬くなっているので、ストレッチを行います。アーチの低下が明らかな場合は、アーチサポート付きの足底板(靴の中敷)が処方されます。アーチをあげることにより痛みは緩和される場合があります。重症例では手術が必要になる場合もあります。当院では連携のある手術が出来る病院へ紹介状を作成することができます。また、術後は当院で運動器リハビリテーションを行い、術後のフォローもできます。