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2020年6月02日
ドケルバン病

ドケルバン病は手首の親指側に腫れや痛みが生じる腱鞘炎の一種です。メカニズムとしては親指側の腱の外側2本(短母指伸筋腱と長母指外転筋腱)を包む腱鞘に炎症が起こり、腱の動きがスムーズで無くなることで痛みが生じます。妊娠出産期の女性や更年期の女性、また手指を良く使うお仕事の方にも多いのが特徴です。

『治療法紹介』

治療は、まず親指の過度な使用を避け安静にします。鎮痛薬の服用や消炎鎮痛効果のある塗り薬を塗ったり、湿布を貼付する対応もあります。それでも痛みが強い際は腱鞘内のステロイド注射などの保存的療法を行います。改善しないときや再発を繰り返す場合は、腱が走行する腱鞘を切開して通り道を広げる手術をすることもあります。当院では連携のある手術が出来る病院へ紹介状を作成することができます。また、術後は当院で運動器リハビリテーションを行い、術後のフォローもできます。