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2020年5月29日
臼蓋形成不全

小児期の臼蓋形成不全は基本的には乳児の時にエコー(超音波)やレントゲンで診断される画像上の診断名なので、臨床的に問題となるような症状はありません。ただ発育性股関節形成不全のように、太もものしわが左右非対称であったり、脚の開きが悪いことがあります。

『治療法紹介』

乳児期の臼蓋形成不全は予防が難しいとされています。治療は発育性股関節形成不全のようにリーメンビューゲルという装具を装着することもありますが、行う必要はないという意見もあります。また装着しても、概して装着期間は短めとなるようです。

成人の臼蓋形成不全は変形性股関節症の前関節症(初期段階)にあたります。